この記事の目次
以前働いていた会社を退職して1年8ヶ月が経ちました。
PCとネット環境があればどこでも出来る仕事をしているので
「海外でも全然仕事が出来るんじゃないか?」
と思い立ち、1ヶ月間海外に行ってきました!
周ってきたのは近場の東南アジア圏。20年ぶりくらいの訪問です。
(旅の様子はこちらの関連記事をご覧ください)
今回の旅の目的は
「海外で1ヶ月間仕事をしながら生活してみて実際どこに不便を感じるんだろう?」
というのを実体験したい!というものでした。
今回は、この観点で気づいたことを7つ御紹介したいと思います。
その1:カフェ仕事が断然やりやすい
カフェにPC持ち込んで仕事すること自体が、今回訪問したバンコク・シェムリアップ・ホーチミン・シンガポールの方が日本よりずっとやりやすかったです。
理由は
- どのカフェでも無料WiFiがある!(むしろ無料WiFiがないお店を探すほうが大変なくらい)
- 電源プラグも使えるお店が半数以上
- どんだけ長居しても追い出されなかった(最大4時間半)
- 日本のカフェ以上にお洒落なカフェが多い(のに安い)
- 日本のカフェのように混雑していない
からです。
バンコクとホーチミンではコワーキングも利用しましたが、コワーキングの場合には更にWiFiの速度が早く、Wordpress作業にも全くストレスを感じませんでした。
日本のカフェを渡り歩いて作業をしているときは
「飲み物が終わったら、お店をでなきゃいけない空気が満載」
「WiFiは有料のところが多い」
「電源プラグを用意しているカフェはそれほど多くない/電源があるカフェはお客さん満載」
という状態だったことと比較すると、圧倒的に東南アジアの方がノマド作業に向いていると思います。
(各地のWiFi事情についてはこちらの記事でご紹介しています)
その2:飽きたらすぐ次の都市へ
東南アジアでは、LCCを使えば
1万円くらいで各国間を移動できます。
今回の旅では
「飽きそうになる前に次の都市に移動できるように」
事前に設計していましたが、
現地で合流した仲間は
数日後のチケットを
気の向いた日に予約して
次の都市に移動
していました。
国を跨いで気軽に移動できる環境。
本当に素敵でした!
次回は滞在中に次の都市を決めるという自由に挑戦したいです。
その3:一番美味しくて安いローカルフードは現地にある
当たり前すぎる話ではあるのですが、
現地のローカルフードの方が
「美味しくて」「安かった」です。
日本で同じレベルの味を求めたら
数倍以上の値段がするはずのローカルフードを、
格安で食べることができる。
そしてアジア料理は野菜多めでとにかくヘルシー!
タイ料理は後半飽きてきていましたが、カンボジアもベトナムも料理は全然飽きませんでした。
その4:安全で清潔で快適なホテルが激安で泊まれる
今回の4カ国訪問時に滞在したホテルは(超高級ホテルを除いて)1,400円〜5,000円/泊・人でした。
相部屋のゲストハウスなら更に低い金額で泊まれたのですが(ちょっと気疲れしそうだったので)、1人でゆっくり出来る(ベッドも広々した)かなり小綺麗な部屋でも、こんな額で泊まれてしまいます。
宿泊料から考えても日本国内でビジネスホテルに泊まるよりも安い!
(参考)今回私が宿泊したホテルはこちら。
※予約時に最安値が出たサイトのリンクをつけていますが、時期によって宿泊料が変わりますのでご注意下さい
Ever Rich Inn(タイ・バンコク)
宿泊料:2,500円/泊・部屋
バンコクの人気エリア:ナーナー駅まで100m、スクンビット通り沿いに建つ超一等地ホテル。通り沿いにも関わらず夜は静かで、エアコン・冷蔵庫・温水シャワー・セーフティーボックス完備。無料WiFiあり。
1Fロビーには24時間飲み放題のコーヒーとフレッシュマンゴージュースもあり。
Tree of Life Villa(カンボジア・シェムリアップ)
宿泊料:1,400円/泊・部屋
オールド・マーケットまで徒歩1分という観光に最適の立地。ゲストハウスなのに1人部屋はとっても広々としていて快適。専用バス・トイレ、エアコン、テレビまで完備!とってもアットホームなゲストハウスで、オーナーも日本人なので観光の相談・ドライバー手配もとってもスムーズ。
I am Vietnam Boutique Hotel(ベトナム・ホーチミン)
宿泊料:6,800円/泊・部屋(朝食付き)
(注:2人で宿泊したので半額で滞在しています)
市街地から少し離れているので夜も静かな立地。冷蔵庫・エアコン・バス/トイレ・ソファー・テーブル・WiFi完備な上に、キッチン道具も一式揃っているため長期滞在にも向いています。豪華な朝食・フレンドリーで親切丁寧なホテルスタッフの対応も抜群です。日本人観光客の少ない穴場ホテル。
Fort Canning Lodge YWCA(シンガポール)
宿泊料:10,000円/泊・部屋
(注:2人で宿泊したので半額で滞在しています)
高級ブティックが並ぶ豪華エリア「オーチャード地区」の宿。物価が高いシンガポールで、このエリアでは破格の値段です。YWCA(Young Women Christian Association)の設備ですが男性でも宿泊できます。エアコン・冷蔵庫・テレビ完備で、無料WiFiも宿泊人数分(1人1台)だけ利用できます。
今回の旅で滞在した中で抜群に質素な部屋でしたが(実際の部屋はネットの写真の5割減くらい)、シンガポールで安く滞在したい場合には(立地もホテルスタッフの対応もいいので)オススメの宿です。
その5:「明日ちょっと世界遺産行ってくる」という世界
長期滞在のメリットは「気が向いた時にふらっと観光できる」ことです。
シェムリアップ滞在中には「昨日は歩き疲れたから今日はのんびりカフェで仕事して、明日は世界遺産行こうかなー」という生活をしていました。
日本よりも滞在費の安い国で快適なノマド生活を送りながら、気が向いたらちょっと世界遺産。
この記事書いてるそばからまた行きたくなっているほど、この生活は病みつきになります。
その6:1時間300円〜のマッサージが当たり前
実際には、滞在都市によって相場が違いました。
シェムリアップ:300円/時間
バンコク:850円/時間
ホーチミン:950円/時間
くらいです。とはいえ日本国内の相場は6,000円/時間。
日本で毎月1回1時間マッサージに行く金額で、シェムリアップなら20日間も通い続けられます。
肩こり・脚のむくみなどが気になる方には特に、マッサージ店に通い詰められるこの環境はオススメできます。
その7:ネットから隔離されても全然平気だった
(年齢がバレますがw)自分で携帯電話をもつようになってから今回初めて、海外でデータローミングを一切使わずに生活しました。それほど街中の無料WiFiスポットが多いからです。
日本の友達と現地集合する時にはかなり緊張しましたが、それでも余裕で電話使わずになんとかなりました。
日本で生活していると、ついついスマホを開いて、アイコンをクリックして
- 本当は読みたくもないはずのネットニュースを端から端まで読んでしまったり・・・
- うっかりネットゲームを始めてしまって止められなくなったり・・・
- Facebookの更新通知があれば直ぐに開いて確認してしまったり・・・
と提供者側の思惑にまんまと載っかっていましたが、
カフェと宿でしかネットに繋がらない生活を1ヶ月送っても全く不便を感じませんでした。
なくても全然生きていける。
「随分と要らない情報に自分の時間を奪われてたなー」と痛感。
もうちょっと情報の断捨離生活進めてみて、本当に無駄そうだったらFacebookとかSmartNewsとかアイコンごとスマホから削除するかも。
と実感できたことも、今回の旅の大きな収穫でした。
(まとめ)会社を辞めて海外で生活してみて
「吉野家の牛丼がふらっと食べられない」
「日本語が通じない」
「仲のいい友達とふらっと御飯食べに行けない」などなど、
不便がなかったといえば嘘になりますが、
そんな不便さよりも遥かに快適さの方が勝ちました。
1ヶ月位の滞在なら、全然海外の方が心地よい!というのが今回の旅の結論です。
いまのところ、1ヶ月単位で日本⇔海外を行ったり来たりするのが一番居心地がいい気がしています。
アジアの各都市の土地勘もついたので、もっと安くて快適なエリアに宿泊すればグルメ満喫してても更に生活費落とせるし。日本より生活費安いし。
でも、今回訪問してない都市にも行きたいし、日本国内でも1ヶ月くらいふらっと旅をしてみたい。
次回の旅に向けて、しばらくは日本じゃなきゃ出来ないこと・東京じゃなきゃ出来ないことに目一杯集中します!(といいながら、ふらっとどっか行くかもしれませんが(笑))
次回の旅もまたレポートしますので、楽しみにしていて下さいね!