数か月前から千住のコワーキングを契約して利用しています。
それまではずっと「図書館で作業して、電源切れたらカフェに移動」をしていたのですが(このジプシーっぽいワークスタイルは今でも嫌いではないのですが)、
電源を気にしながら作業をすることと、
トイレやタバコ休憩の度に荷物を一度カバンに入れて(持ち歩いて)戻ったら再度セットするという単純作業の繰り返し、
が面倒くさくなりました。
そんな折に、友人から北千住エリア(北千住駅から歩いて行こうと私が思える範囲)のコワーキングを教えてもらい、めっちゃ気に入ってしまってフルタイムの月額会員になりました (・∀・)
コワーキングスペースとは?
ノマドの仕事をしている人どうしだと
「渋谷のコワーキングにこないだ行ったらさ…」
「あそこ行ったんだ?どうだった?」
みたいな感じで話がツーカーで通じるのですが、
人生で一度も利用したことがない人には何をするところなのかさっぱり理解できないような気がするので、私の独断と偏見で「コワーキング・スペース」について解説します。
電源と安定したWiFi環境が整っているところ
「レンタル オフィス」「シェア オフィス」「バーチャル オフィス」などと呼ばれる場合もありますが、コワーキング(スペース)と基本的には同じものだと私は思います。
共通しているのは「PC作業をする人たちが利用していること」で、
PC作業をしない人も利用していたりもするのですが話がややこしくなるのでここでは省略しています。
PC作業が前提なので、ほとんどの場所では、電源が用意されていて、安定したWiFi環境も用意されています。
「全て」と言い切れない理由は、席によっては電源がないコワーキングもありましたし、モバイルWiFiを何台か配置して「WiFiあります!」と宣言しているコワーキングもあったからです。(モバイルWiFiの場合には数人でシェアするとスピードが恐ろしく低下します (^_^;))
また場所によるのですが、フリードリンクのところが多いです。
大体の場所ではコーヒー・お茶・お水が無料ですが、
凄いところでは、「設置された自動販売機の飲み物が飲み放題」というコワーキングが神田にありますし、
「ネスプレッソ飲み放題」のコワーキングというのも日本橋にあります。
また会議室を備えたコワーキングの場合には、利用料は別料金となるところが多いです。オープンスペースの会議スペースは追加料金無しで利用できるという親切設計なコワーキングもあります(渋谷と銀座で利用したことがあります)。
会議室は大体どこでも1時間単位で料金を支払うことが多いです。(ホワイトボード・プロジェクター・延長ケーブルなどは有料のところと無料のところがありますので個別に確認しましょう)
コワーキングってカフェで作業するのと何が違うの?
「スタバじゃダメなの?みんなMac広げてやってんじゃん」
という質問をよくされます。
結論からいうと「電源・WiFi無料のカフェ」もコワーキングも基本的に同じです (*´ω`*)
自分にあった方を利用すればいいのだと思いますが、一応違いを列挙してみます。
- コーヒー1杯分より長い時間滞在するならお得になることが多い
- 荷物を置いたまま外出しても(大体の場合は)大丈夫
※ただし自己判断でお願いします(笑)
- 1人あたりのスペースが広いことが多い
- 「早く帰れ〜」という呪いのプレッシャーが全くない
(一部のファミレスはこれありますので(^_^;))
- おしゃべり目的の人が存在しない
(ファミレスよりは静かな環境)
- (月額契約してしまえば)カフェに通い詰めるよりもトータルで安い
- WiFiスピードがiPhoneテザリングよりずっと早い
- 電源完備の安心感はやっぱり大きい(カフェ作業だと電池残量に応じて作業内容変えなければいけない状況にもなります)
と、ここまで書いていて気付いたのですが、
同じところで作業してると飽きてしまう人は、カフェ・ファミレス・図書館をハシゴした方がいい気がします。
自宅でもバリバリ仕事できちゃう人は、そもそも自宅で作業した方がいいような気がします(笑)
(自宅以外の)同じ場所で集中して長時間作業できる人は、コワーキングを月額契約するのがコスパがいいと思います。長時間作業時間が取れないなら図書館通う手もありますよね。
別の観点から見てみると(当たり前過ぎる話ですが)、「PC広げて何をしたいのか?」という目的にあった場所が正解なのではないでしょうか?
PC(でもタブレットでもスマホでも)眺めて至福の時間を満喫することが目的なのであれば、とびっきりお洒落なカフェで大好きな飲み物と過ごすのが正解な気がしますし、
作業量で勝負するのであれば
「時間あたりのアウトプット」
✕「作業時間」
で、1日の作業量が決まるので、「時間あたりのアウトプット」が高い場所と「作業時間」を秤にかけてピッタリの場所を選ぶのが正解なんだと思います。その場所が自宅なのかファミレスなのかコワーキングなのかカフェなのかは人によって違うと思いますので。
時間利用・月額利用の2パターンが多い
多くのコワーキングでは、
- 時間単位の利用(3時間利用とか)
- 終日利用(当日の営業時間内であれば何時間でも利用可能)
- 月額利用
の3パターンの利用方法を提供しています。(かなり以前から営業しているコワーキングの場合には、月額利用しか受け付けてなかったりします)
東京都内・神奈川・千葉でコワーキングを利用した感覚だと…
1時間利用=500円くらい
終日利用=1,000円〜2,000円くらい
月額料金=10,000円〜15,000円くらい
が一般的な相場だと思います。
月額会員とスポット会員(時間利用・1日利用)で利用できる席を分けているコワーキングもありますし、特に分けずに運営しているコワーキングもあります。(ここは完全にコワーキングの運営ポリシー次第です)
都心だと常時お客さん埋まってないと採算が合わない?
話は脱線しますが、国内外で何箇所もコワーキングを利用してみて気付きました。
コワーキングの収入は基本的に「利用者数」✕「利用料金」だけなのですが、
費用側は、家賃・光熱費(電源代がかなりかかりそうです)・消耗品費ががっつりかかるので、
都心でコワーキング事業だけで利益を出そうとするとイバラの道になるはずです。
(かといって、利用料金あげるとお客さん来なくなるのが嫌らしいところなのですが(^_^;))
親和性がある別事業と組み合わせてコワーキング事業を運営するか、コワーキング事業に何かを乗っけてそこで収益を産ませるか、という道を多くのコワーキングで頭を悩ませているように見えます。
この点で一番大胆なことをしているのが(私が利用した限りでは)みなとみらいのBUKATSUDOだと思います。
葛飾区と足立区のコワーキング事情
結論からいうと…びっくりするほどコワーキングがありません (^_^;)
あることはあるのですが… コワーキングらしいところがあまりないのです。
何なんでしょう?足立と葛飾に済んでる人はコワーキング作業しない属性の人たちが多いってことなのでしょうか??
理由はよくわからないのですが、とにかく数が少ないです。
だからこそ独立してからは図書館で仕事をしていました。
やっと見つけた素敵なコワーキング「SAMURAI’S COWORKING BASE 66」
そんな足立区で数少ないコワーキングスペースが「SAMURAI’S COWORKING BASE 66」です。
【定休日】
日曜日 ※メンバーのみ利用可能
【営業時間】
月〜土:10:00〜22:00
(日:10:00〜17:00)
【URL】
http://samurais66.jp/
【料金】
スポット利用 ¥500/最初の2時間
※以降30分毎に¥100 ※1日最大¥1,500
ハーフタイム会員 ¥10,000/月額
※DAY会員 10:00-17:00 or NIGHT会員 17:00-22:00 ※日曜日も利用可
フルタイム会員 ¥15,000/月額
※営業時間内無制限 ※日曜日も利用可
「SAMURAI’S COWORKING BASE 66」の魅力
他のコワーキングにはない魅力が満載のこちらのコワーキング。
今後不定期で(勝手に)ご紹介していきます!