半年以上ずっとmacbook airでカーソルが虹色の風車みたいな表示になって処理が固まることが頻発するようになりました。
4年も使い続けているPCなのでそろそろ寿命なのかなーと思いつつも、販売されている新しいmacbookと今利用しているmacbook airの性能があまり変わらない(←購入時にスペックをMAXにしたので)こともあり、
- これはメモリーが故障してるのかもなー(←なんとなく)
- となるとメモリー交換しなきゃいけなそうだなー
- キット購入して自分で作業したとしても9万円くらいかかるよなー
- そんなにお金払うのは嫌だなー
と放置していました(笑)
今回別の予定でアップルストアにmacbook airを持ち込むことになったので、この問題についてもジーニアスに相談してきました (๑•̀ㅂ•́)و✧
この記事の目次
macの虹入りのくるくるするやつの正体…レインボーカーソルとは?
macがフリーズしたときに表示されるぐるぐるする虹色の正体。
正式な名称は「レインボーカーソル」といいます。
レインボーカーソルとは、Mac OSで採用されている、アプリケーションの処理がハングアップ状態(フリーズ状態)に陥っていることを示すカーソル形状の通称である。いわゆる固まった状態である。
レインボーカーソルが表示された場合でも処理がわずかながら進行している場合があり、待っていれば回復することがあるが、基本的にはかなりの時間を要するので、原因となっているアプリを強制終了せざるを得なくなることが多い。
引用:weblio辞書
レインボーカーソルが発生する原因
レインボーカーソルが発生する直接の原因は一般的にレインボーカーソル出現時に利用していたアプリケーションがフリーズしている可能性が高くなります。
つまり、
- google chromeを利用しているときにレインボーカーソルが表示されることが多い ⇒ chromeに問題がある可能性が高い
- safariを利用しているときにレインボーカーソルが表示されることが多い ⇒ safariに問題がある可能性が高い
ということになります。
ただし、以下のようなケースの場合には利用しているアプリケーションが原因ではない可能性もあります。
- メモリー容量が不足している場合
- HDD(SSD)の残容量が不足している場合
- バックグラウンドで重い処理をさせている場合(windowsを同時起動など)
私の場合には、
- parallelsというアプリケーションをつかってmac上でwindowsを起動しているのでwindowsを起動していることが問題のような気もしますし、
- (仕事柄)大量の写真データをSSDに保存しているので、SSDの残容量が不足しているような気もしますし、
- 4年前の機種なので今のOSではメモリー容量が足りてないような気もしていました。
つまり「よくわからない」状態でした (^_^;)
そして今回、せっかくジーニアスバーに行ったので相談して教えてもらった情報を記録しておきます。
レインボーカーソルが頻発する原因と対策をアップルストアで聞いてきた!
症状を伝えたところ、まずはハードウェア診断をすることに。
アップルストアのジーニアスバーでハードウェア診断して分かったこと
macbook airをケーブルで接続してハードウェア診断してもらった結果がこちら。
緑色のチェックマークは「問題なし」ということなので、問題が見つかったのは
- 黄色マーク ⇒ 画面表示:外側のリンゴマークが光る機種を長く使うと最適な画面表示ができなくなってくる(経年劣化)
- 赤色マーク ⇒ 電池容量が初期時の80%以下(実際には74.5%)になっているので電池交換を推奨
の2つのみ。
別記事でも書いていますが、電池交換してもらって、画面表示は普段利用に全く支障を感じていないのでスルーしました。
さて問題の虹色ぐるぐる問題(レインボーカーソル問題)で分かったことは
- メモリーは問題ない
- SSD(500GB)も問題なし。残量も10%以上(私のPCの場合には100GB以上)余っているのでSSDのせいでもない。※ディスクユーティリティでは残量25GB(5%)と表示されているのですが…アップルストアの診断では100GB以上空いてるそうです
ということでハードウェア的には何も問題がない(レインボーカーソル頻発の理由はハードウェアではない)と説明されました。
ハードウェアが問題ないので原因はソフトウェアしか考えられないというのがジーニアスの結論です。
ところがさすがのジーニアスでも原因を特定することまではできないらしく… 自分で対応できることをいくつか教えてもらいました。
自分で対応できることもある
アップルストアのジーニアスバーでジーニアスに教えてもらった自分でできる対応方法は以下の3つです。
対応策①:利用するブラウザを変更する
私はchromeでよく使うサイトのタブを20個くらい開きっぱなしにする習慣があります。
safariではアクティブでないタブの処理を止める制御をかけているらしいのですが、chromeの場合にはアクティブではないタブの中で
- 動画 ⇒ 再生できる(一見いいことなのですが、バックグラウンドで処理能力を使っています)
- 動きのあるサイト(一定時間ごとに表示内容が切り替わる広告など) ⇒ 見えないところでちゃんと動いている(バックグラウンドで処理能力を使っている)
ということをしているので、基本的にchromeは重いそうです。
そのため「chromeよりはsafariを使ったほうがいい」というのがジーニアスのアドバイス(その1)でした。
またネットで「レインボーカーソル 頻発」で検索すると見つかる記事の中には「safariからchromeに変えたら改善されることもある」という記載があるので、結論からいうと
いま利用しているブラウザを変えたら改善される可能性がある
ということなんだと思います。
対応策②:タブはなるべく開かないようにする
20個もタブを開きっぱなしにしている私のようなタイプは(なかなかいないとは思いますが…)
すぐに利用しないタブは閉じるようにする ※書いていて小学生低学年レベルの対策な気がしてきました(^_^;)
だけでも処理が安定してレインボーカーソルが起こりづらくなるそうです。※ジーニアスのアドバイス(その2)
対応策③:使用してないアプリは終了する習慣をつける
アプリの中にはウィンドウを閉じただけでは終了しないものもあります。特に
- 写真系(プレビューアプリ・画像加工アプリなど)
- 音楽系アプリ(iTunes・Spotifyなど)
などは閉じたつもりでもドック(画面下に表示されるアイコン一覧)で右クリックすると「終了」を選択できるものもあります(=そのアプリは動作中です)
とにかく使ってないアプリは落とすようにすることでレインボーカーソルが発生する可能性を下げることができる。これがジーニアスのアドバイス(その3)です。
【結論】まずは自分でできる対策を!それでも解決しなかったらアップルストアへ
ジーニアスバーで聞いてきたレインボーカーソルが発生する原因と対策。
mac側でできる簡易診断やアプリに表示される内容と、アップルストアで正確に診断してもらった結果が違うこともありますので、
まずは自分でできる範囲で対応してみて(改善しなかった場合には)アップルストアに持ち込んで専門の診断をしてもらうようにしましょう!