いつでもお気に入りの音楽を聞き流していたい
私は基本的に移動中も作業中も家にいる間もずっと音を流し続けるタイプです。
大学受験の頃からの習慣なので、かれこれ20年以上続けていることになります。
まじめに理由を考えてみると… 音が聞こえてないと不安になるというわけではないので、恐らく「どうせ何かが耳に入ってくるならお気に入りの音楽の方がテンションがあがる」「気持ちの入替えをするときにも音楽の力が役に立つから」という理由なのだと思います。
iPhone7でイヤホン端子が廃止された
iPhone7にはイヤホン端子がないため、iPhone7ユーザが音楽を聞く場合には次の2つの方法のどちらかで対応することになります。
- lightning audio moduleを利用して従来のイヤホンを利用する
- bluetoothイヤホンを利用する
ところが、どちらの方法をとるにせよ常時音楽を聞き続けている私のようなタイプは困ったことになることに気づきました。
実際にどんな問題に遭遇したのかを御紹介したいと思います。
lightning audio moduleの問題点
iPhone7を購入したときに標準でついてくるケーブルです。
写真左側がiPhone7に装着するlightning端子、右側が従来のイヤホンジャックを差し込む端子になっています。
「このlightning audio moduleがあれば何の問題もないはず!」
そう信じていた私が間違えていたのです。
1. 耐久性が不安で仕方ない
実際に手にしてみると分かりますが…
「これ、絶対にすぐ断線するよね!?」
というレベルのケーブルです。
「買い直すなんて嫌だ!断線する前に補強する!」と思って熱圧縮チューブで補強かけていました。
熱圧着すれば(一手間かければ)耐久性は格段に向上するので「これでもう大丈夫 (・∀・)」かと思いきや… 次なるハードルがありました。
2. 衝撃で再生が止まる(゜o゜;
上の写真のように熱圧着補強したケーブル(※デコレーションテープ貼ってます)をiPhone7のlightning端子に差し込んで、そこにイヤホンを差し込んで使っていました。
この状態で歩きながら音楽聞いていて気づきました…結構な頻度で音楽の再生が止まることに (゜o゜;
しばらくの間ずっと差し方が悪いので接触不良になってるだけだと思っていたのですが、同じ現象がずっと続いてやっと気づきました。lightning audio moduleは歩きながら音楽聞く人用には作られていないことに。
モジュールを熱圧着してしまっているので、衝撃(といってもパンツの後ろポケットに入れてるiPhone7から上のように伸びた部分が上着とあたるくらいの衝撃)がモジュール側で吸収できずにlightning端子に直接届いてしまって、接触不良しているような気もするのですが、
熱圧縮しなかったらモジュールがすぐに断線する気しかしません (^_^;)
うーんなんだろう?この逃げ場のない構造…
こんな状況だからこそbluetoothイヤホンに切り替えている人が増えているような気もするのですが、こちらはこちらで悩みどころなのです。
bluetoothイヤホンの問題点
以前にもレビューしましたが、私はEARINをかなり便利に使っています。
便利に使えているのですが…移動中も作業中もずっと使っていると電池がもちません。
1. バッテリー(連続利用時間)
一番の問題点は「連続利用時間」です。
EARINの場合には満タンチャージしていても3時間くらいで電池切れになります(早い時は2時間ちょいで切れる気がします)。
70分間で満タンまで充電できるのでその間だけ音楽なしで我慢すればいいだけではあるのですが…
我慢したくないんです(笑)
そもそもEARINは移動中のイヤホンケーブルの煩わしさから開放してくれるものという位置づけで今まで利用していたので、作業中はiPhone標準のイヤホンを使っていればよく連続利用時間をそこまで気にせず使い続けることができていました。iPhone7にするまでは…
2. 今まで使っていたイヤホンがもったいない
意外に音質もよく丈夫なiPhoneの標準イヤホンが2つもあること(iPhone6についてきたのが現役な上に、iPhone7についてきたやつは手付かず)に加えて、10年近く前に(当時はかなり高級だった)ノイズキャンセラー付きの密閉式ヘッドホンを購入してしまっていたのです(^_^;)
さすがにこの状態で新しいbluetoothイヤホンを購入するのはもったいない。
でもだからといって「bluetoothレシーバーを別で買うのもなんだかなー」
と思ってました。
どうせ音質悪いし、よく切れるし、電池持ち悪いし、重いし、デカイし、かっこ悪いし、高いんでしょ?
という完全な先入観に(勝手に)騙されていました(^_^;)
JPRiDE JPT1が凄すぎる5つの理由
そんな私の偏見を打ち砕いたのが、JPRiDEのJPT1という製品です。
この製品がすごい5つの理由をご紹介します。
1. 小型・軽量
目薬よりも小さい (゜o゜;
そして目薬と同じくらい軽い (゜o゜;
これだけ小さくて軽いなら… 毎日持ち歩いても全然苦にならないです (๑•̀ㅂ•́)و✧
2. まさかの高音質 (゜o゜;
JPT1を利用するまでbluetoothは有線よりも明らかに音質が落ちると思ってました。
結論からいうと…その概念をぶっ壊されました。
音質めちゃくちゃいいです (゜o゜;
すくなくとも私の耳では「ケーブルを直接挿して聞いた時の音」と「bluetoothを通して聞いた音」の違いが分かりません。高温も低音もしっかり再現されていると思います。
本当に音質全く一緒なのか??と疑問になったので、全く同じ曲を、同じiPhoneで再生して、同じイヤホンで聞いてみました (・∀・)
「JPRiDE JPT1でbluetooth接続」した時の音質は「lightning audio moduleで有線接続」した時に比べて低音の再現力が少しだけ低下していると思います。(こうやって聴き比べないと気付かないレベルですが(^_^;))
この製品が凄いのか、bluetoothの性能が上がったのか(多分両方?)… なんにせよ凄いです。
3. 衝撃のエリア範囲!
お世話になっているコワーキング(ビルの3F)の奥の席に座って… フロア内は(トイレの中まで)全く途切れなく届くのはもちろんのこと、3Fの席にiPhone置きっぱなしにして1Fまで降りて(階段降りてる間はブチブチ切れましたが)外の自販機の場所でもちゃんと聞こえる (゜o゜;
なんだろう?この脅威のカバーエリア!?
現実的には、さすがにフロアまたいで利用するようなことはないはずなので… 普段通りに使っている限りはまず切れないと思っていいはずです (๑•̀ㅂ•́)و✧
周りでbluetooth利用する人たちが増えると干渉するのかも?なので、(満員電車の中とかで)使ってみてまたレポートします!
4. 受信側・送信側どちらにも対応✨
JPT1が凄いのは… 受信側(有線イヤホン側)として利用するだけでなく、送信側としても利用することができることです。
私がメインで利用するのは上の写真の形(bluetooth対応のiPhone7とペアリングさせてイヤホン挿して使う方法)ですが、逆側としても利用することができます。
上の写真のように、bluetooth機能がついてないテレビ側に繋いで、bluetooth対応イヤホン(私の場合はEARIN)で聞くことができるんです!
うーん。非の打ち所がなさすぎる (*´ω`*)
5. これだけの性能の商品が3,500円ちょい!?
ここまで凄いスペックの製品でも5,000円超えてたら…多分買ってませんでした (^_^;)
ところが私が購入したタイミングの価格で…なんと3,580円。
この値段なら新しくbluetoothイヤホン買い直すよりも(今まで使っていたイヤホンがそのまま使えて、別の使い方もできるので)こちらを買ったほうがコスパがいいはずです。
JPRiDE JPT1の詳細情報
上のような箱(2つ折りの財布くらいの大きさの箱)に入っています。
箱を開けると入っているのが… 次の写真です。
右下の本体(を衝撃防止クッションで包んだもの)、説明書、充電用USBケーブル、イヤホン端子(2種類)です。
私の場合は届いた時点で一定量充電されていたのですぐに使うことができましたが、説明書には「初回は満充電して下さい」と書かれていますのでご注意下さい。※使いながら充電もできます(・∀・)
ペアリングに必要な時間
私のiPhone7の場合にはすぐに(多分2秒以内)接続できたのですが、他の購入者のレビューでは「説明書の2倍くらい時間かかる」という書き込みもあったので、相性・個体差があるのかもしれません。
充電方法
MicroUSBで充電します。付属のUSBケーブルを利用してもいいですし、Android端末やモバイルバッテリーなどで利用しているケーブルでも問題なく充電できるはずです。
充電時間・連続使用時間
充電時間:2時間
連続再生時間(受信側):約12時間
連続再生時間(送信側):約13時間
これなら作業している間も使いっぱなしでも大丈夫そう (๑•̀ㅂ•́)و✧
※充電しながら利用することもできます
電源・送受信切替方法
右側のボタンが電源です。長押し(2秒くらい)で電源ON/OFF。
左側のスイッチでTX(送信)/RX(受信)を切替えます。
JPT1のデメリット
個人的にはとても評価が高いJPRiDEのJPT1。
注意していただきたいポイントは「ボリュームのUP/DOWN」等のリモコン操作には対応していないことです。
先にご紹介したiPhone7に標準装備のlightning audio moduleにApple標準イヤホンを接続した場合には「ボリュームのUP/DOWN」も「再生/停止」「1曲戻し、1曲早送り」という操作ができますが、JPT1に接続するとこれらのリモコン操作はできなくなります。
個人的には音量調整も曲送りもiPhone本体でやればいいと思っているので(AppleWatchでもできますし)あまり気にならないのですが、ここを気にする方はJPT1は避けておいたほうがいいと思います。
まとめ
iPhone7でbluetoothを使って音楽を聞く場合には、bluetoothイヤホンを購入する方法以外にも今回ご紹介したJPRiDEのJPT1を利用する方法もあります。
というか、私は購入して大満足しています。これはアタリだった(・∀・)
気になった方は他の利用者のレビューもご確認下さい✨
※見てみると分かりますが…かなりの高評価が並んでいます。さすが大人気製品(*´ω`*)