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会社を辞めて3年経って気づいた7つのこと

2017年は激動の1年でした。

まさか自分が生きている間に日本で憲法改正を是とする勢力がここまで増加するなんて予想したこともなかったし、

世界で一番「fairness and justice」という理念を信奉していて、一方で、世界で一番強力な(現実的な)行動力ももっていた国が、まさか公正さも正義もかなぐり捨てる日がくるなんて想像すらしなかった。

 

政治以外でもびっくりなニュースがいっぱいありました。

出典:日本経済新聞公式サイト

私が大学を卒業した1998年と比べると3倍近い!羨ましい!

バブル時代に就職活動を経験した人たちから「内定10個もらうのなんて当たり前。企業側も引き止めるために(研修という名目で)内定者を集めてハワイでパーティーとかもあったよ」なんていう非現実的な話を聞かされるたびに、日本にそんな時代は二度と来ないんだろうなと思ってました。

内定者がハワイでパーティーはさすがにないと思うし(笑)、数字に見えないところに色々問題が潜んでいるのかもしれないけど、有効求人倍率がその時代と同じレベルに達しているのは凄いと思う。

 

本当に世の中どうなるかわからない。想像の範囲を超えることが当たり前のように起こる。

そんな激動の2017年は私にとっても激動の1年でした。

2017年の振り返りの前にまずはPDCAの話から。

 

望まない方向に流されないために!定期的な振り返り

望まない方向に流されないために定期的な振り返りが必要

「10年先になりたい姿」・「1年先の目標」・「明日やること」が明確で、かつ、「1本の線でシームレスに繋がってます!」と断言できる天才級の人でない限り、「明日やること」と「10年先になりたい姿」は断絶しているのが普通です。

明日と10年後をつなぐ(正確には、10年後になりたい自分に近づけるために明日の自分自身の行動を設計する)ために、私はかなり以前から毎年毎年自分自身の人生を振り返りをすることにしています。

※4年前の振り返り(を2年前に書いた)記事はこちら

あなたの人生が変わる、年末年始の正しい過ごし方

2015.12.31

 

 

関連記事で書いた一人金沢合宿から4年が経ちました。

いやー 年月が経つのは本当に早い (゜o゜;

 

予想以上に苦戦したけど収益も改善してきたし、

44年間の人生でずーっとわからなかった疑問がふと解けたり、

10年後に自分が行きたい方向に4年前(とその延長線上)よりも確実に近づいてるのを実感しているし、

1年間の振り返りってやっぱり大事だと思う!

(別にブログで公開する必要はないのですが、公開しないと…サボりたがる性格なので公開することにしています(^_^;))

 

この1年間で気づいた7つのこと

① 人はインセンティブの奴隷

① 人はインセンティブの奴隷

2017年は挫けそうな自分をおだてて、なだめて、叱って、励まし続けた1年でした。

「こんな面倒くさい部下がいたら上司はさぞかし大変なんだろうな…」というレベルで自分で自分を育成する中で、過去の記憶や知人とのやりとりから見えてきたこと。それが人間はインセンティブに支配されているということでした。

【補足】元々この考えは柏の葉T-siteで読んだ本に書いてあったことです。その時の様子は関連記事をご覧ください。

【柏の葉】柏の葉 t-siteがノマドに最適な5つの理由

2017.04.08

 

人はインセンティブが強く働かないことは

  • やらない(やるわけがない)
  • そもそも見えてもいない
  • うっかり目に入りそうになると「見えなかったことにするための理由」「自分が今やらなくていい理由」をいくらでも創造できる

 

わかっていたつもりだったものの、「あー あの時のあの人の行動にはそういう意味が…」とか「あの時 自分が現実をスルーした理由はそこにあったのか…」と過去の体験がすーっと「インセンティブ」という軸でかなり解きほぐせました。

人って(自分自身もですが)弱い生き物ですね。弱いからこそ可愛いんだけど。

 

そして話はもどって「やんちゃな自分のマネージメント」

ポジティブ・ネガティブのインセンティブをこれでもかというくらい試しては失敗し、失敗しては次のインセンティブを試し続けた1年。

自分自身の取扱説明書が分かってきたことだけでなく、その副産物として、インセンティブのトリガーポイントが合わない人とは(ポイントが離れていれば離れているほど)うまくやっていけないこともわかった。

それ以前に(出会う人達の思考の癖を分析するのが元々好きなので)彼ら/彼女らのトリガーポイントをインセンティブという分かりやすい軸で見れるようになったのも大きな成長。良くも悪くも、今まで見えなかったものが見えるようになった。

 

② 人は「自分が見たいものだけを見て」「自分が聞きたいことだけを聴く」ようにできている

② 人は「自分が見たいものだけを見て」「自分が聞きたいことだけを聴く」ようにできている

この1年は過去の自分自身の行動・考え方の癖を振り返り続けた1年でもありました。

正確には「振り返ろうとして振り返っていた」わけではなく、いきなりぽーんとヒントが降ってきた感じ。

 

「いつか必要になる時のために」何十年も記憶バッファに入れておいた情報を、脳が「いまこそ知るべきタイミング」だと判断して関連する記憶だけをセットで思い出させてくれたような気がします。

長いこと無意識の領域に置いておいてくれたのは、私の考え方とか信念みたいなものが揺らいでしまって自我が危なくならないようにという防衛本能だと思うのですが、そこまで深刻な話でなくても、

  • 自分の子供が生まれて初めて、街にベビーカーを押している人が多いことに気づく
  • 車を運転するようになってから、歩行者の信号無視・横断無視が目につくようになる
  • 海外生活が長くなると、日本国内であっても電車の中で通話する人やエレベーターの中でおしゃべりする人が気にならなくなる

ということは誰にでも日常的にあることで、共通してることは脳が「必要ない」と判断した光景は見えないし、音も聞こえないということだと思う。

 

色々と過去の経験を思い出しながら、

  • いかに自分が、自分自身の見たいものだけを見て生きてきたのか

そして

  • (ポイントや程度こそ違えど)私以外の多くの人たちも現実を自分に都合よく解釈して生きている

ことに気づくことができた1年でした。

 

人間は(良くも悪くも)自分勝手で面白い(*´ω`*)

 

③ 人生は慣性の力との戦い

③ 人生は慣性の力との戦い

そして2017年はインプットを激減させた1年でもありました。

理由は今までと同じインプットを繰り返していてもアウトプットは絶対に変わらないからです。

今日も明日も明後日も

  • いつもと同じ人と会って同じような話をして
  • いつもと同じ電車に乗って同じ駅で降りて
  • いつもと同じテレビや雑誌を見て
  • いつもと同じお店で同じものを食べて

ある時いきなり行動や考え方が劇的に変わる…そんなことは絶対に起こらない。

日常の延長線上には日常の延長線上のアウトプットしかありませんよね。

 

直接の知り合いの中には燻った日々を送っている人も少なくない数いますが、もしも行動を変えたいと願うのであればインプットを変えるのが一番の近道だと私は思います。そしてインプットが変わればアウトプットも自然に変わります。

私の場合には(そもそも情報多寡で迷いまくっていたこともあり)インプット量を9割削減してみました。

アウトプットに繋がらないインプットには何の意味もないと超割り切ると9割くらいのインプットが不要になって、そしたら出したかったアウトプットができるようになったというのが正直なところです。

 

歳を重ねれば重ねるほど、それが良いことなのか/効果的なことなのかは関係なく(regardless of its justice and its effectiveness)

  • 今までやり続けてきたことはこれからもずっとやり続けたくなり
  • 今までやらなかったことは益々避けるようになる

(=慣性力が働く)のは人として自然なことだと思いますが、実際には、その流れに身を任せていいのは将来安泰な人だけだと思う。そうでない9割以上の人達にとって今の我々が生きている時代は慣性力に任せて惰性で/流れで生きていける時代ではもうないと思うのです。

慣性の力が働いた先に(その流れに身を任せた後に)どんな未来が待ち受けているのか、そこから目を逸らしてはいけないと思う。

10年後・20年後に気づいても手遅れだから。そのコストは将来の自分自身が支払わなければいけなくなるから。

そんなことを痛感した1年でした。

 

④ 相手を通して自分が見える。自分を通して相手が見える。

④ 相手を通して自分が見える。自分を通して相手が見える。

2017年は自分だけでなく他人とも人生で一番向き合った1年だったと思います。

なんでそんなことになったかというと… 自分と相手が繋がっていることに40年以上生きてきて「やっと」気づいたから。

 

「自分を知ることで相手がわかる。相手を知れば自分がわかる」とか「相手は自分の鏡」とか

なんだか禅問答みたいで響きはいいものの、今までずっと「そんなわけないじゃんw なにカッコつけてんの?www」と1mmも信じていませんでした (^_^;)

 

それなのに… 本当にその通りだった。単なる綺麗事じゃなかったことにやっと気づけた。

自分が人生かけて逃げ続けてきたことの答えが見つかったら、人の気持を初めて理解できた。(何故か見つけたのは異国の地チェンマイでしたが(笑))

どうしても理解できない人の言動を分析しまくって理解できるようになって初めて… 20年以上前に友人から指摘された当時の自分自身のことを初めて理解できた。(その時は何を言ってるのかさっぱりわからなかった)

 

そうやって自分と相手(他人)への理解が進んだ結果、合わないと感じた人とは自信をもって距離を置けるようにもなりました。

いままでは「好き嫌いで人と距離を取るなんてフェアじゃない」みたいな変な正義感みたいなものを感じていたんですけどね。世の中には合わない人が一定数いる(その人と同じ時間を共有するのはお互いにとって時間の無駄)と割り切れるようになりました。

とってもドライな結論ですが、この気付きも2017年の大きな成果の1つです。

 

⑤ 自分の足で歩いてきた人は「発見と発想」の達人になる

⑤ 自分の足で歩いてきた人は「発見と発想」の達人になる

子曰、
吾十有五而志乎學、
三十而立、  
四十而不惑、
五十而知天命
六十而耳順、
七十而従心所欲、不踰矩

という孔子の言葉に出会ったのが2016年。

【補足】黒川伊保子さんという脳科学の方が書かれた本にめっちゃ分かりやすい解説が書かれていますので、ご興味があれば本書を手にとってみて下さい。

本書に書かれていた10代〜40代までの解説が全て超納得だったので、気になる50代の解説を抜粋してみると…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【50代の脳の役割】
50代の脳は、人生最大の出力性能に達し、
本質を知る脳になる。

本質を知る脳とは…
 
他者に依存して生きてきた人は
「愚痴と堂々巡り」の達人になり、
 
無難に生きてきた人は
「心配と依存」の達人になり、
 
自分の足で歩いてきた人は
「発見と発想」の達人となり、
 
エリート街道を順調に歩んできた人は
「知識の踏襲と選別」の達人になる。
 
ということ。
 
55歳を過ぎた脳は、もう治せない。
誰もが、その脳の本質に従って、毅然とハッピーに生きていくしかない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

とあります。

私は「愚痴と堂々巡りの達人」や「心配と依存の達人」とは出来ることなら関わり合いたくないし、Life Designerという肩書を選んだ時に決めた「発見と発想の達人」であり続けたいと思う。

もし本書の通り「55歳で残りの人生の方向が決まってしまう」のであれば、残された時間はあとちょうど10年。

孔子の言うとおり(黒川さんの解釈通り)他の誰かに決められた道ではなく 自分の足で歩いて成功も失敗も経験し続けたいと思います。

 

 

実はビジネスがうまくいかなくて「あーもう!やめちゃおっかな!」と思った時期もあったのですが、失敗するまでは続けようと歯を食いしばってよかった (*´ω`*)

自分でハンドル握って車を運転しなければ道を覚えられないのと同じように、自分の人生は(たとえ転びながらでも)自分の足で歩かないと設計できない。

自分のたった一度きりのぶっつけ本番の人生が「あー こんなはずじゃなかったんだけどなー どこで道を間違えたんだろう?」なんて結果になっていいはずがない。そんなの許せない。たとえ失敗することになったとしても自分の意思で自分の人生を決めたい。

そんな自分の心の中からの声を大事にし続けてきた1年でした。

 

⑥ 利益V字回復の秘訣は… 実は自分の中にはなかった

⑥ 利益V字回復の秘訣は… 実は自分の中にはなかった

「努力で突破できない壁なんてない」

という精神論を40年以上信奉していた私ですが、どんだけやってもうまくいかないものはうまくいきません(←当たり前なんですけど認めたくなかったんです(笑))

 

「うーん。どうしてかなー。頑張ってるんだけどなー。うまくいかないんだよなー」

と、もがき続けた結果… 最後のピースは「人」で埋まりました。

 

人生かけて勝負をかけた2017年の12月にやっと会社を辞めた時の目標を突破できた。本当にギリギリ 首の皮一枚で繋がった感じ(^_^;)

その目標突破できた一番の要因は「自分を信じる力」でもなければ「自分の天才的な才能」でももちろんなく、

  • 同じ道を進む先達からの至高のアドバイス
  • 同じ志をもつ仲間からの刺激

でした。

 

でも「人付き合いを大事にしよう!」とか「もっと多くの人たちと交流しよう!」と言いたいわけではなく、

  • 世の中には人のために(損得抜きに)汗をかける人がいる
  • 自分もそんな人になりたい
  • 「損得ではなく人のために汗をかける人」を応援したい

という想いが強くなった。そんな1年でした。

 

思い返してみると今までの人生は

ピンチは全てチャンスだった(あのピンチを経験していなかったら今の自分は存在しない)

と言い切れるし、同時に、

最後は誰かに必ず助けられていた

ような気がします。

(最初から助けてもらうことを期待するのは間違っていると思いますが)個人作業でも「最後はやっぱり人」ということに気づけたのが今年の成果の1つ。

自分自身の人生という大きなテーマに関しては、気合とか根性とかそんなもので突破できるほど甘いものではなかった。自分の中にあるものの限界に気づけたことも人として成長する上でとても大きな成果だと思っています。

 

⑦ 好きなことだけを3年間続けてみたら…

⑦ 好きなことだけを3年間続けてみたら…

色々考えたり悩んだりした1年でしたが、それでもこの1年間「やりたくない」と思ったことは何一つやりませんでした。

辛いことなんて何一つなかったと言ったら嘘になりますし、むしろ辛いことの方が多い1年でしたが、全ての苦労は自分自身の意思の延長線上にあったことです。

それなのに…
なんの後ろ盾もなく、なんの保証もなく、直感に従って3年間ただ自分が好きなことだけを続けてきたら…多くの呪縛から開放されて、生まれて初めて本当の自分自身と向き合えた気がする。

 

「まったく気がのらないけど仕事なんだからやるしかない!」という思考停止とか、

「気が合わないけどチームメンバーだからなんとか一緒にやっていくしかない」という我慢比べとか、

「偉い人達の想いのANDをどうやって取るか?」というジグゾーパズル(←無理やりはめて色塗ってごまかすしかないことも多い)とかから完全に隔離されて、

「自分がやりたいこと」「お客さんが求めていること」の2つのANDだけを取るというシンプルな世界で生きていけるようになった。

 

これが… めっちゃシンプルで楽チン (๑•̀ㅂ•́)و✧

「仕事は複雑であればあるほどやりがいがある(・∀・)」という変態クラスの人じゃないなら、シンプルな世界に移ったほうが絶対に楽になるんだなと悟った1年間でもありました。

 

 

そんな2017年ももうすぐ終わり。

新しい2018年という年がどんな1年になるか、自分がどこに向かって行くのか、そこでどんな景色が見えるのかとっても楽しみです。

その道はやっぱり平坦ではなくて起伏がとても激しい道のりだとは思うけど、それでもこの道を進み続けたい。

 

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