第1回:青色申告1年目 ー会計ソフトの金融機関連携の罠

第1回:青色申告1年目 ー会計ソフトの金融機関連携の罠

今回初めての青色申告の初心者マーク所有者です(・∀・)

早速色々とやらかしており… 折角なのでネタにすることにしました。

 

複式簿記をExcelで作ろうとして挫折

複式簿記をExcelで作ろうとして挫折

2016年は項目があまり多くないので「Excel自作でなんとかなるんじゃない?」などと甘いことを考えていたのですが、

集計して、セルの値を参照して、とやってるとかなりの重労働になりそうなことに気付き…

お金の力で解決することにしました (・∀・)

そう。会計ソフトを使う方法です。

 

理由はシンプルに

  • クレジットカード明細と同期できる
  • 1度ルール設定してしまえば、同じ項目は自動集計してくれて楽だから

です。

 

MFクラウドとfreeeどっちがいいの?

MFクラウド or Freee?どっちがいいの?

2月に入ってから悩むなよ!という話なのですが (^_^;)

個人事業をしている方に人気の会計ソフトは

  • 弥生会計
  • MFクラウド
  • freee

の3択のようです。

(ネットの記事を読む限り)弥生会計はあまりオススメされておらず、MFクラウド派かfreee派に割れていました。

 

半日がかりでリサーチをかけた結果… 次の理由からfreeeを使うことにしました。

  1. スマホアプリの操作性が抜群(らしい)
  2. レシートのOCR(文字認識)機能が優れている(らしい)
  3. 自動登録機能を使うと同じ項目は自動で仕分けてくれる(らしい)

 

もちろんMFクラウドの方が優れているポイントもいくつもあるのですが(だからこそ悩んだわけですが)、freeeをパートナーに選定しました (*´ω`*)

 

公式サイト:freee

 

クレジットカード・銀行口座との同期設定はかなり簡単✨

クレジットカード・銀行口座との同期設定はかなり簡単✨

 

Webで残高照会をするIDパスワードをもっていれば、簡単に同期設定することができます。

※初回は時間かかりますが、項目が自動で取り込まれる様子は見ていてかなり楽しいです(*´ω`*)

 

私の場合には銀行もクレジットカードもセキュリティ強化していたので秘密の合言葉を何度か入力しては同期をし直すという作業を繰り返しましたが、それでも自分で入力する手間を考えたらめちゃくちゃ楽です。

 

いやー 会計ソフトを使うことにしてよかった♪~(´ε` )

 

と有頂天になっていたのですが…

世の中そんなに甘くはありません。しっかり壁にぶつかりました。

まだ仕分けも初めていない状態なのに(笑)

 

【超重要】金融機関によって違う過去明細の保存期間

【超重要】金融機関によって違う過去明細の保存期間

繰り返しになりますが、確定申告提出の直前にあわてて作業をしなければこんな苦労をすることはありえません。

なのですが、結論からいうと昨年末にやってても同じ状況にはまっていたはずなので、

これから確定申告をする方 ⇒ こんなことが起こるんだということを知っておいて頂きたい

何度も確定申告している方 ⇒ 「あはは!やっちゃったねー✨ 」という笑いを提供したい

という意図で実際に起こったことをまとめました。

 

JAL/TOP&Q Clubカード

一発で2016/1/1〜2016/12/31まで問題なく同期完了しました (๑•̀ㅂ•́)و✧

 

American Express / SAISONカード

なんと! 3ヶ月前(2016/10)以降しかデータ同期できませんでした (T_T)

なんで?と思ってNet Answerにログインしてみて確認したら… そもそもNet Answerで確認できるのが3ヶ月前以降という制限がありました (´Д⊂

freeeで自動同期する相手はこの「Net Answer」なのです。

つまり、2016/1-9までの9ヶ月間は自動取込できず手入力することになります。

 

うーん。なんのために会計ソフト使うことにしたんだっけ?(・・?

という気分になります。

 

みずほ銀行

こちらはもっと衝撃でした。なんと2ヶ月前(2016/12)以降しかデータ参照できないのです(T_T)

こちらもみずほダイレクトにログインして自分で確認して判明しました。freeeの同期先は「みずほダイレクト」です(笑)

つまり、2016/1-11までの11ヶ月は自動取込できず手入力になります。

 

11ヶ月ってほぼ全期間じゃん!

 

銀行の取引は通帳があるので遡るのは(手入力になるとはいえ)そこまで手間ではないのですが、クレジット明細分からないのは致命的。

緊急捜索隊の出動が決定しました(`・ω・´)ゞ

 

緊急捜索隊の4時間にわたる一斉捜索!

緊急捜索隊の4時間に渡る一斉捜索

我が家には「レシート・領収書はここに入れておく」という秘密の(?)場所があります。

そこを隅から隅まで確認したところ…

AMEXの2016年の明細の半分は見つかりました (๑•̀ㅂ•́)و✧

 

「えっ?半分?」と気付いた方さすがです!

そう残りの半分は行方不明だったのです(T_T)

 

そこで捜索隊は家中をくまなく探し回りました。

BGMで流しっぱなしにしているiPhoneのプレイリストが1周するくらいの時間かけて…ついに!

 

10ヶ月分は確保しました (๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

でもあと2ヶ月分がどうしてもみつかりません。藁をも掴む想いでNet AnswerのFAQで検索してみたら「カード裏面の番号までご相談下さい」という案内が!

たらい回しされそうな匂いがプンプンしますよね (^_^;)

でも他に選択肢はないので電話してみました。夜中の1時半に(笑)

(言い訳)自動応答音声で「◯◯時〜◯◯時の間におかけ直し下さい」というのを聞きたかったのです

 

ところが驚いたことに… オペレータにつながりました!(しつこいですが)夜中の1時半なのに (゜o゜;

 

SAISONのオペレータ凄い!

SAISONのオペレータ凄い!

カード裏面に書かれている番号は緊急時の連絡先だったりします。

「カード紛失したのですぐに使えないようにして下さい!」

みたいなケースなら即時性が重要なので夜中でも繋がったんだろうなー、と思いました。

 

適切な電話番号と営業時間だけでも教えてもらえれば… と思って要件を伝えたところ、

「それでは該当期間の明細を再発行させていただきますね」

という信じられない回答が (゜o゜;

 

ナニコレ?なんなんですかこの神対応?(・・?

しかもご丁寧に「普通郵便でお送りする形でよろしいでしょうか?到着まで1週間ほどお待ち頂く形になりますが…」と確認して下さったので、

「できれば急ぎで送っていただけませんか?確定申告で必要なんです」と切羽詰まってる感を醸し出したところ(夜中の1時半に電話してる時点で切羽詰まってるのは十分伝わってますよね(笑))…

 

「それでしたら速達でお送りしますね。ご不便をおかけしますが到着までしばらくお待ち下さい」

というコレマタ信じられない対応が (゜o゜;

 

「いえいえいえいえ、わがまま言ってるのこっちですから!ご不便だなんて仰らないで下さい!」

とひたすら恐縮しながらお願いしました。

 

しかも最後まで送料・手数料の話は一切なし!

※聞いたらアウトかなーと思ってあえて聞かなかった私の腹黒ぶりもよくないのですが(^_^;)

 

無理をお願いしてるので手数料取られても全然OKなのですが、もし本当に無料でここまでやってくださるのだとしたらSAISON凄すぎる。

※注:もしかするとクレジットカードのランク/オペレータの方によって対応が違うかもしれませんのでご注意下さい

 

第1回のまとめ

第1回:青色申告1年目 ー会計ソフトの金融機関連携の罠
  1. 確定申告は早めに着手!これに尽きる
  2. やっぱり会計ソフト使うのが一番
  3. 個人的にはfreeeがいいと思う
  4. 金融機関連携は「同期できる時期」が以外に短い場合がある
  5. クレカの明細書は(他の領収書とは)別管理して絶対になくさないで!
  6. クレカの明細は連絡すると再発行してもらえます(恐らくSAISON以外でも)
  7. SAISONカードのオペレータ対応凄い!

 

公式サイト:freee

 

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