熊本の交通の要「交通センター」近くにある勝烈亭。
熊本の名粒といえば馬刺し・熊本ラーメン・辛子蓮根という常識を覆すトンカツの名店です。
勝烈亭の外観
建物まるまるお店なのと、サンロード新市街通りにも看板があるので初めてでも迷子にならずに到着できると思います。
上の写真の標識通りにサンロードを1本奥に入るとお店があります。
今回も開店時間ちょっと前に到着したら… 前に3組お客さんがいた (゜o゜;
さすが人気店。すごい!
勝烈亭の店内
1Fにはカウンター席とテーブル席があり、個人客はカウンター席に案内されます。
お店に入ってまず最初にするべきことは受付です。
自動受付なので「受付」ボタンを教えて人数を選択 ⇒ 待合室で待っていると番号が呼ばれる仕組みです。
待合室近くには喫煙所・トイレもあり。
勝烈亭は1Fだけではなく上の階にも席があり意外と収容力が高いのですが、今回も3年前に来た時もお店を出る時には順番待ちの人が多くいたので、早めの時間に来店するかスマホの順番通知機能を利用する方法がいいと思います。
勝烈亭のメニュー
自他ともに認める大の牡蠣フライ好きな私でも、せっかく勝烈亭に来て牡蠣フライを注文することは躊躇われるくらい六白黒豚のトンカツが有名なお店。
というわけで、六角黒豚ロースかつ定食ランチ(140g / 1,600円)を注文しました (๑•̀ㅂ•́)و✧
六白黒豚とは
黒豚といっても鹿児島の黒豚は真っ黒ではありません。
4本の足先、鼻先、尾の先の計6ヶ所が白く、これを「六白(ろっぱく)」と言います。奄美で飼われてきた島豚がルーツと言われ、鹿児島の本土に持ち込まれてから400年以上の歴史を持っています。
明治になって英国バークシャー種を導入し、島豚をベースとした在来の黒豚と掛け合わせて改良を重ね、現在の“鹿児島黒豚”が誕生しました。ちまたで「ろっぱく(六白)」と言えば鹿児島黒豚のことをさして言います。
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一般の白豚は約生後6ヶ月で出荷されるのに対し黒豚は8ヶ月かけて出荷されます。
「丁寧に手間隙かけて…」なんて言えば聞こえもいいのですが、実際のところ黒豚は発育が遅いのです。^^
また、白豚(ヨークシャー種等)は一回に12頭前後生まれるのに対し、黒豚は8頭前後しか産まれません。
そのため一般の白豚より、黒豚は生産コストが高くかかります。
市場価格が白豚よりも割高になるのはいなめません。なにも黒豚が割高になるのは、生産コストだけの問題ではありません。
なんと言っても、価格に見合うだけの「旨さと食感」を、多くの方々が認めているからです。六白のすばらしさは、研究結果から次の四つに整理できます。
- 1.肉の筋繊維が細く、食べた時に歯切れよく、やわらかい。
- 2.保水性が高く肉質がしまり、脂肪組織の水分含有量が少ない。
- 3.中性糖やアミノ酸含有量などの旨味成分が多い。
- 4.脂肪の溶解温度が高いため、脂がべとつかず、さっぱりしている。
- 5.豚肉特有の「臭み」がない。
簡単に言うと黒豚は
「歯切れ良し」「やわらかい」「旨い」「脂がさっぱり」「臭みなし」 です!
六白(鹿児島黒豚)の人気はこのような特徴に裏づけされています。
引用:黒豚屋佐藤公式HP
勝烈亭の調味料・漬物
ドレッシングは3種類
左から
- ポン酢(普通のポン酢)
- 柚子ドレッシング(少しオイリー。特製らしい面白い味がします)
- フレンチドレッシング(割りと普通のフレンチドレッシング)
の3種類。味を変えながらキャベツの千切りを堪能できます。
お漬物は2種類(高菜・沢庵)
高菜はちょっとオイリーな気がしますが、沢庵がコリコリで美味しい (*´ω`*)
ロースカツ定食の到着前にお腹が膨れてしまわないように注意が必要です (^_^;)
箸休めの大根おろしにはポン酢を少し加えて
ソースは2種類(洋風・和風)
運ばれてきたすり鉢に白胡麻を適量入れ、すり棒でゴリゴリすった後に和風ソースを投入します。
結局、洋風ソースは使わなかった。
※店員さんに和風ソースをオススメされたので
勝烈亭の六白黒豚ロースカツ定食(1,600円)
どーん!
白米とキャベツと赤出汁はお代わり自由です。
赤出汁は山椒がぴりっときいているタイプ。
美味しいけど… お代りしたくなるほどでもないかも。
そして白米が感動モノ✨
なんというかもう一粒一粒キラキラ光ってる極上の白米です。
なんでこの白米がお代わり自由なのか理解できないくらいに美味しい御飯。
そして写真見るだけでも伝わりそうな絶品トンカツ✨
ミルフィーユカツがジューシーで、肉肉しい味もしっかりして、でも肉臭さくはない。美味しいです!
ミルフィーユにしてあるので噛みやすい食感もいい。ジューシーな味はしっかりするのに脂っぽくないという矛盾した仕上がりなので、前日食べ過ぎでやばかったのにぺろっと食べれてしまう (๑´ڡ`๑)
これで1,600円とかコスパが良すぎてやばい (゜o゜;
やっぱり熊本来たらどこかでここのカツは食べておきたい。そんなトンカツです。
人生最高級のとんかつのお店
- 蒲田の檍(あおき)
- 柏の瓢(ひさご)
には及ばないけど、その次くらいに美味しいお店!
熊本に来たら是非足を運んでみて下さい。
勝烈亭(新市街本店)の情報
定休日
なし
営業時間
11:30ー22:00
電話番号
096-322-8771
住所
熊本市中央区 新市街8−18
公式サイト
http://hayashi-sangyo.jp/shop/shop-1