なんで料理しない男性が多いのでしょう?

料理をしない男性

料理しない男性。意外と多くないですか?

料理をしない男性

私の周りの人達は、男性でも料理をする人達(レベルは別として月に1回くらいは台所に立って調理をすることができる人達)は多い方だと思うのですが、それでも1割を切るレベルです。

もしかすると料理習慣がある20代・30代の男性の比率は(40代の)私の世代よりもずっと多くなってきているのかもしれませんが、だとしても独身男性で料理習慣がある人はまだまだ少ないような印象があります。

最初から熟練主婦レベルを狙ってはダメ

熟練主婦と比較してはダメ

料理をしない人達に「何で自分で料理しないんですか?」と聞いてみることがあります。その回答のトップ3は「何をつくればいいか分からない」「面倒くさい」「どうせおいしくない」というものです。

全ての回答に共通しているのは「美味しいものを手早く作るのは難しい。というか無理!」という考えだと思うのですが…

ちょっと待って下さい!運転免許取り立てでF1レースに出場しようとしてませんか??

料理初心者が「手の込んだ美味しい料理を素早く作る」のは不可能です。目指す目標が高すぎるから「そもそもやる気が出ない」のではないでしょうか。運転にも仕事にもスキルアップの順番があるように、料理も最初は無茶苦茶簡単なものから初めて徐々にスキルアップをしていくべきものです。そしてスキルアップの順番さえ間違えなければ料理は楽しく続けられます。

そうは言われても、自分で料理するメリットって一体どこにあるの?という方もいると思いますので、先にメリット・デメリットについて整理してみましょう。

自分で料理をすることのメリットとデメリット

自分で料理をするメリットとデメリット

自分で料理をしてみて感じたメリット・デメリットには次のようなものがあります。

【メリット】

家計に優しい。
劇的に食費を下げられます。

誰もが同意するポイントがコスパです。

正確には「調味料などをゼロから一式揃える」「1人1食分だけの食材を少量ずつ購入する」とコスパは悪化します。ですが、私がここで御紹介したいのは「家族全員分を作る」(家庭があるかた向け)・「1週間分の弁当のおかずを作る」または「週に2,3回は自炊する」(独身者向け)ですので、このやり方でしたら(外食するよりも)費用はぐっと抑えられます。

どこまで凝った料理をするのかによってコスパは変わるのですが、例えば私が大好きな「生さんま塩焼き定食」を例に上げると、

【定食屋価格】
私の近所のお店では800円くらいで食べることが出来ます。

【お手軽自炊価格】
生さんま一匹:150円
野菜少パックセット:100円
インスタント味噌汁の元(1回分):30円
白米(大盛り分):25円
光熱費・水道代:10円くらい?
計:315円

と2倍〜3倍の差になります。手軽に1人1食分だけの計算なので「お味噌汁もサラダも出来合いのもの」で計算しましたが、家族全員分・数食分つくるのであれば(特に野菜サラダは)更に単価を落とすことが出来ますよね。

基本的に、手の込んだ料理でなければ自分で作ったほうが確実に安上がりなのです。

ストレス解消。包丁使うだけでスッキリ!

キュウリでもトマトでも何でもいいのですが、野菜などの食材を切った経験がある方は「意外に気持ちいい」経験をしたことがありませんか?

切るのが難しいカボチャなどの場合には逆にストレス溜まりますが、切りやすい食材の場合には切れば切るほどストレスが飛んでいくものです。

食材を刻みながらストレス解消にもなる!

これはもう騙されたと思って料理を始めてみるしかありません(笑)

栄養バランスがとれる

当たり前だと思われるかもしれませんが、自分で食材を選べるので「高カロリーのもの」を避けることも出来ますし、「普段摂取してない栄養素」が含まれる食材を選ぶことが出来ることも大きなメリットです。

「食材だけじゃ調理方法分かんないよ!」

という方もご安心下さい。最初は誰でもそうです。

今はクックパッドなどでネットでレシピを無料で探せる時代です。クックパッドのようなサービスでは食材から調理方法を検索することも出来ます!

そのため「最近摂取してない食材」を意識すれば(ネットでレシピを確認して)自分でも調理出来てしまうのです。

奥さん/恋人/周囲の女子からの評価があがるかも?

こちらは残念ながら実体験したことがないのですが(笑)世の中的には評価はよいようです。(逆に料理をする男性の評価が落ちるパターンを私は一度たりとも聞いたことがありません)

【デメリット】

最初はとにかく時間がかかる

本屋で手に入るレシピ集には「調理時間の目安」が書かれているものが多いのですが、慣れてないと何と余裕でその倍くらいは調理に時間がかかります(笑)

でも、それでいいんです!

慣れてないことに時間がかかるのが当たり前。最初は微塵切り1つとっても無茶苦茶時間がかかるものです。でも何度も同じ作業を繰り返すことでスピードがどんどん上がっていきます。熟練主婦の方々も料理を始めた最初の頃は同じところからスタートしているのです!

そしてそもそも、手早く作ることが目的ではありません(料理の楽しさを味わうことこそが大事です)ので、最初は焦らずにゆっくり時間をかけて取り組みましょう。

独身者は一通り道具を揃える必要がある

独身者の場合には調理のために最低限の道具を揃える必要があります。基本的には包丁・まな板・鍋・ザル・計量カップ・計量スプーンがあれば何とかなりますが、料理を続けられるようになったら少しずつ道具を増やしていきましょう。道具が増えると更に料理の楽しみが広がります。

最初はレシピ探しに苦労するかも

前述のとおりネット上でも、本屋にも大量にレシピ集がありますのでレシピを見つけること自体は簡単だと思うのですが、生まれてこの方一度足りとも台所に立ったことがない!という方の場合には… もしかするとレシピ見ても「どのくらい大変なのか」想像がつかないかもしれません。

その場合には「調理時間の目安」が書かれたレシピ集を是非活用して見て下さい。(その通りの時間では作れないこともありますが、簡単な料理〜時間がかかる料理の違いが簡単に見分けられます)

あくまでも一般論ですが…

芸能人の名前で売りだされているレシピ本は「とんでもなくレベルが高い」か「食材がとっても高い」ことが多いようです。

一方で、料理研究家が出すレシピ本の中でも「簡単」「お手軽」とタイトルについているものは、他のレシピ本よりも格段に簡単でお手軽なレシピが多いです。(一例ですが、平野レミさん・奥薗壽子さんのレシピ本で「簡単」とタイトルについているものは、他のレシピ本よりも本当に簡単です。 ただし…一部には、初心者からすると「どこが簡単なの?」と感じるレベルのものも入っていますのでご注意下さい)

洗い物が面倒くさい(でも工夫出来ます)

料理に慣れてくるとボールやザル、はたまたフライパンですらも(順序良く使えば)洗わずに次の調理に使えるようですが(私はまだこのレベルに達していません(T_T))、料理初心者の場合は、シンク(流し)に大量の調理器具が溜まっていきます。

本当は料理は温かいうちが一番おいしいので、食事を終えてから洗ったほうが料理をより美味しく味わえるのですが…

このやり方をとると、お腹いっぱいで満たされて動きたくなくなってしまうため、片付けがとてつもなく面倒くさく感じてしまい二度と料理をしたくなくなってしまいます。(私が料理で一番苦手なのは、食後の洗い物です)

そのため、初心者にオススメなのは「使い終わったらその場ですぐに洗ってしまう」方法です。これならば食後に洗わなければいけないものは「最後に使った調理器具と食器だけ」になりますので、食後の洗い物を最小限にすることが出来ます(=料理を嫌いになる可能性が激減します)。

このように自分で料理をすることにはメリットもデメリットもありますが、騙されたと思って1ヶ月間・週に1回でもいいのでやってみてください。実際にやってみてそれでも「合わない!」と思えば辞めてしまえばいいだけなのです。

>>次回は「独身男性が自炊するメリット」をお届けします

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