男性が香水を使うことにはいまだに賛否両論ありそうですが、私はかなり昔から香水を使っています。
梅雨〜夏の暑い時期に自分が汗臭いのが嫌だからという理由もありますが、年間通して使う一番の理由は匂い1つでその日1日の気分が変わるからです。
そして気分が変わると、いつもより少しだけ
集中力が高くなったり、
小さな変化に気づきやすくなったり、
周囲に優しくなれたりするような気がします。
だからこそ好きな香りに囲まれていたいと思って(丸一日ずっと個人作業の日は除いて)頻繁に香水を使うのですが、
終日もたせたいと思って朝つけ過ぎてしまったり…
出張や旅行の際に瓶の香水持っていって荷物が重くなったり…
していました (^_^;)
もちろんアトマイザー(携帯用香水入れ)の存在は知っていたものの「入替えがかなりめんどくさい!」という話を聞いたことがあって避けつづけてきました。
会社員を辞めてからは1週間単位で旅に出る機会が以前より増えてきたのですが、(荷物は容量も重量も極力減らしたいので)香水瓶を持ち歩くというのはますます現実的ではなくなってきました。
そんな中でついに(?)「1度本格的にアトマイザー探してみよう!」というアトマイザー探しの旅が始まりました!
今回は男性向けアトマイザーの見つけ方・オススメのアトマイザーのご紹介をしていきます (๑•̀ㅂ•́)و✧
この記事の目次
アトマイザーに求める7つの条件
私が香水アトマイザーを探す上で重視した7つのポイントから御紹介します。
1. 詰替えが簡単
多くの香水は瓶の蓋が取り外せない構造になっています。
「空気に触れて匂いを変化させないため」
「コピー商品を作れないようにするため」
などなど色々な理由を聞いたことがりますが、本当の理由はよくわかりません (^_^;)
取り外せない理由はよくわからないのですが、確かなことはアトマイザーに香水を詰め替える作業が案外面倒くさいということです。
この面倒な詰替えの手間を少しでも楽にしてくれることが私がアトマイザーに求める最初の条件です。
2. 小型軽量・耐久性
次に大事なポイントが小さくて、軽くて、丈夫なことです。
1週間くらい使い続けても空にならないくらいの容量があって、旅行中に(日常生活でも)持ち歩いても邪魔にならない重さで、常時携帯していても壊れないくらい丈夫でないとアトマイザーとしては失格だと私は思います。
こんな当たり前の条件を満たさないアトマイザー結構多くないですか?(^_^;)
3. 服装・手荷物を選ばないミニマルデザイン
3点目は個人的なコダワリなので気にしない人は気にしないと思うのですが、私は常時携帯するものにはデザイン性を求める(めんどくさい)タイプの人間です。
靴や洋服であればコーディネートを楽しむ方法もありますが、スマホやPC(や電子タバコ)のようにいつでも(同じものを)持ち歩く必要があるものはなるべく「どんな服装・手荷物にもあう」ものを選んでいます。(適切な例えかどうか分かりませんが)無印良品っぽいミニマルデザインなものを選んでいる気がします。
私にとってはアトマイザーもiPhoneやMacと同じ位置づけでミニマルデザインを指向するものです。
この条件で市販されている男性向けアトマイザーの半分以上は脱落します (^_^;)
4. 携帯時の液漏れなし
当たり前のようですが、液漏れするアトマイザー意外に多いのです。
液漏れには2パターンありますが、最初に注意すべきポイントは持ち運んでいる際の液漏れです。
「カバンの中で揺られたり・潰されたり・向きが変わったりしても液漏れしないこと」
この条件を満たさないアトマイザーは使用しません。
5. スプレー時の液漏れなし
同じ液漏れでも携帯時の液漏れよりはマシですが、スプレーするとプッシュした指に香水が跳ねるタイプのアトマイザーも私の中では評価が落ちます。
利用したことがある方はよくご存知だと思いますが、スプレー時に液漏れするアトマイザーは意外に多いので(ネットの評判はあまりあてにならないので)自分で利用してみないと分かりません。
しかも個体差があるので、同じ製品でも「液漏れが全くないもの」と「液漏れがかなりあるもの」が会ったりする点も要注意です。
6. 残量がわかりやすい
触れば残量は想像できるので必須ではありませんが、香水といえば透明な容器という刷り込みが私の中にあるようで、同じ性能であれば中身が見える(残量がわかりやすい)タイプの方が好みです。
(※あくまでも好みの問題です (^_^;))
7. 価格
上の6つの条件を全て満たしていても98,000円とかだったら買いません。
(私が利用している香水は1万円前後で購入できるので)アトマイザーに求める価格はその半額以下、5,000円がMAXくらいです。
アトマイザー探しの旅で最も苦労したこと
実際のところ私のアトマイザー探しの旅で一番つらかったのは、上の7つの条件の前にそもそも
メンズ用アトマイザーはとにかく種類が少ない
ことでした (^_^;)
女性用はいろんな種類があるのですが、男性用はとにかく種類が少ないのです。
「気に入ったらものがあれば女性用でも全然気にしない✨」という目一杯の妥協をしても見つからないレベルです。(というか女性用のアトマイザーはデザインもしっかり女性向けのものばかりでした)
【徹底レビュー】アトマイザーを大人買いして比較しました!
7つの条件を全て満たしそうなアトマイザーが4種類見つかりました。
「どれが一番いいのか…は、使ってみなければ分からない!」
という理屈で4種類ともまとめてAmazonで注文しました(笑)
それぞれのタイプをレビューします。
クイックアトマイザー(Shop XJ)¥1,380
最初にご紹介するのが「クイックアトマイザー」というタイプです。
つや有りシルバー(上)と、つや消しシルバー(下)の2つを購入しましたが、どちらも同じタイプです。
このタイプの一番の特徴は、アトマイザー本体下の穴にあります。
香水のスプレーのキャップを外した状態で…合わせるとアトマイザー下に軽くハマるようになっています (@_@;)
この状態のまま、アトマイザーを「香水のスプレーキャップ」のように何度かプッシュさせると…
アトマイザー本体の中に香水が注入されます (゜o゜;
初めて香水を詰め替える時は、ちょっと感動すると思いますよ。
クイック・アトマイザーの良い点
・全てのアトマイザーの中で詰替えが最も簡単(本当に5秒くらいで終わります(・∀・))
・低価格でシンプルなデザイン
・小型軽量で持ち運びに便利
クイック・アトマイザーの残念な点
・機構上、アトマイザー下部から液漏れすることがある(2つ購入しましたが、どちらもカバンに入れて持ち歩いていると(使用しなくても)量が減っていきます (^_^;))
・一定量以上入れるとアトマイザー下部から逆流してきます(個人的には1/4以上は入れないほうがいいと思います)
クイック・アトマイザーの総合評価
★★☆☆☆(2.0/5.0)
この後にご紹介する3タイプが凄すぎて評価が厳しくなっていますが、詰替え時間わずか5秒!日常生活で頻繁に利用する人(外出先で利用する前提で、週に何度か入替できる人)には強くオススメしたいアトマイザーです。
またシルバー以外にもカラーバリエーションが豊富なので、お好みの色を選ぶことができます!
(1/4以上入れなければ)逆流する可能性はほぼありませんし、少しずつ漏れていくとはいえ、毎日利用していればそこまで気にならない量だと思います。
※逆に1ヶ月くらい使わないで放置すると…もしかすると空っぽになるかもしれません (^_^;)
15491 角ビン クリア キャップ ヘアラインシルバー(ヤマダ アトマイザー)¥1,208
男性用アトマイザーの人気店「ヤマダアトマイザー」の商品です。
この価格帯で、シンプルデザインでありながら安っぽさを感じさせない一品。本体の瓶は軽量で耐久性が高そうなガラス製です。
到着した状態がこちら。
この中に、アトマイザー本体・製品説明書・詰替えノズル・折ジョーゴが入っています。
説明書はこちらです。
早速、詰替えノズルを使って香水を移してみました!
まず香水本体のフタを外した通常の状態がこちらです。
こちらのスプレーキャップを外して、アトマイザーに付属していた詰替えノズルにはめ替えます。
そして最後にアトマイザー本体の瓶(スプレー部はネジって外しておく)に詰替えノズルを差し込んで… 必要な回数だけプッシュ!
これで完了です (・∀・)
最後に、詰替えノズルを外して、香水のスプレーキャップを元通りハメておきましょう。
クイック・アトマイザーほど手軽ではありませんが、慣れれば10秒ほどで作業終了できます。
角ビン クリアキャップの良い点
・低価格でシンプルなデザイン
・小型軽量で持ち運びに便利
・携帯時の液漏れゼロ
・スプレー時の液漏れほぼなし
・四角い形状のため安定している(落下防止になる)
・(とっても簡単な機構なのですが)フタの締り具合が絶妙
角ビン クリアキャップの残念な点
・特になし
角ビン クリアキャップの総合評価
★★★★★(5.0/5.0)
今回購入した中で一番気に入ったのがこのタイプです。
好みの問題なのですが、
- フタを装着した状態でフタがちょうど半分の大きさになってカッコイイ
- フタの質感も個人的に好き
という点とあわせて
- この価格なら毎月買い直してもいい
くらい気に入っています。(購入して半年以上経ちましたが壊れる気配は全くありません ※2017.6.8追記)
14002 メタルアトマイザー シルバー(ヤマダ アトマイザー)¥1,128
今回選んだ4タイプの中で唯一、底面以外は金属でシルバーコーティングされている品です。
7つの条件から外れてはいるのですが、オールシルバーのデザインもかっこいいと感じたこと・底側がガラスになっているので横にすれば残量が確認できること、から購入しました。
【2017/6/8補足】 下のシルバー部分はスライドして取り外すことができました (゜o゜; 外すと内側は透明なプラスチック容器なので中身の確認も簡単にできました (๑•̀ㅂ•́)و✧
購入時のパッケージはこんな感じです。
本体以外に同封されているものは角ビンタイプと同じです。
詰替え方法も同じです。
メタルアトマイザーの良い点
・低価格でシンプルなデザイン
・小型軽量で持ち運びに便利
・携帯時の液漏れゼロ
・(とっても簡単な機構なのですが)フタの締り具合が絶妙
メタルアトマイザーの残念な点
・丸い形状のためテーブルの上では転がってしまう
・スプレー時の液漏れ若干あり
メタルアトマイザーの総合評価
★★★★☆(4.0/5.0)
今回厳選した4種類の中で2番目に気に入ったのがこちらです。
スプレー時に指に香水が若干かかるのですが、スプレーの噴射口は個体差(ハズレを引いただけ)だと推測します。
口紅の細いバージョンみたいな形状で(口紅持ってないので想像ですが(^_^;))、高級感漂う「つや有りシルバー」は私の友人たち(男性)の中でもとても評判がいいです (・∀・)
こちらのタイプも¥1,000ちょいだとは思えないほど素敵なデザインなので、気に入った方は即購入していいレベルだと思います。
5204(ヤマダ アトマイザー)¥540
今回厳選した4種類の中で一番価格が安いタイプです。
4種類ともミニマルデザインを指向しましたが、これはミニマル中のミニマルとも言える品で、フタを開けるとスプレー部は全てプラスチックでできています。※その分だけ更に軽量化されています
スプレー部品もプラスチック製なのに、携帯時の液漏れもないところが、さすがMade in Japan。
個人的に、ツヤ消しのキャップもかなりカッコよくて気に入っています (*´ω`*)
¥540とはとても思えない。
商品到着時のパッケージはこちら。
ヤマダアトマイザーは全て同じタイプの包装のようです。
内包物はこちらです。
内包物は他のヤマダアトマイザーの2タイプと全く同じです。
詰替え方法も全く同じです。
分解すると安っぽく感じるのですが、フタをすると高級感が出ます(笑)
5204の良い点
・ワンコインで買えるシンプルなデザイン(意外に高級感あり✨)
・小型軽量で持ち運びに便利
・携帯時の液漏れゼロ(※現在までの利用状況)
5204の残念な点
・スプレー時の液漏れ若干あり(※現在までの利用状況)
・(他の同社製2タイプのような工夫がされてないため)将来的にフタの締り具合が不安(※現在までは問題なし)
・丸い形状のためテーブルの上では転がってしまう
5204の総合評価
★★★☆☆(3.0/5.0)
他のアトマイザー3タイプの半額で購入できるのに高級感もしっかりある優れものです。
こちらもスプレー時に指に香水が若干かかりますが、スプレーの噴射口は個体差(ハズレを引いただけ)だと推測します。
他のヤマダアトマイザー製の2タイプが凄すぎるので比較すると見劣りしてしまいますが(そのため評価を3.0にしています)、値段を考えれば一番コスパがいいのは5204だと思います。
これからもっと色々な種類が出てくるかも
現時点ではとっても種類が少ない男性用アトマイザー。
その中でもデザイン良し・機能性良し・コスパ良しの4タイプを今回御紹介しました。
(つけ過ぎは問題ですが)香水は、男性にも日々の生活に彩りを与えてくれるものだと私は思います。
是非お気に入りの匂いを持ち運んでみませんか?
【2017/5/10追記】
4種類のアトマイザーを半年間持ち運び続けました。結果… クイックアトマイザー以外の3タイプは全く問題なく使い続けられています(๑•̀ㅂ•́)و✧
逆に…クイックアトマイザーは1/4入れた状態で(使用せずに)持ち歩き続けてみたら1ヶ月で空になりまました (^_^;)
- 15491(角ビン)
- 14002(メタルアトマイザー)
- 5204
の3つであれば特に問題なく利用し続けられると思いますので、もし気に入ったものがあれば是非実際に利用してみてくださいね。