iPhoneXS, XRには標準搭載されていたものの、いままで日本国内では利用できなかったeSIM
「今度海外に行ったときにでも使ってみようかなー」
と思っていたら、IIJが展開する格安SIM「IIJmio」からベータ版のサービスが開始されました✨
一度使ってみたかったので…早速契約してみました (๑•̀ㅂ•́)و✧
【期間限定】eSIMが初期費用1円+月額1,000円割引✨
(〜10/31(木)まで)
IIJmio公式サイト
この記事の目次
iPhoneでeSIM使うとこうなる!
私が利用しているのはドコモ契約のiPhoneXS(SIMフリー設定済み)
詳しくは後述しますが、通常のSIMカードと違ってeSIMはネットで申し込み〜利用開始までの手続きが全て完了します。
うーん eSIM便利 (*´ω`*)
待ち受け画面は?
Androidではよく見るようになったDSDS(Dual SIM, Dual Standby)
ざっくり説明すると2つのSIMカードを同時に利用することができる機能です。
iPhoneで(通常のSIM契約に加えて)eSIMを契約すると、iPhoneでもSIM2枚同時利用ができるようになります!
まずは待ち受け画面を比較していきます。
通常の待ち受け画面(eSIMを利用する前)
こちらが今まで慣れ親しんだ画面。
左上に”docomo”の表示、右上にアンテナ・WiFi接続マーク・電池容量が表示されています。
eSIM設定中の待ち受け画面(ドコモSIM+IIJmioのeSIM)
おぉぉぉー 左上に”docomo”に加えて”IIJ”の表示が! (´゚д゚`)
右上のアンテナマークも2種類表示された!!
凄い!なんだか凄い!(笑)
IIJmioのSIMだけをアクティブにしたときの画面
(この後に詳しく説明しますが)iPhoneの設定画面から「利用するネットワーク」を設定することができます。
そこで「ドコモのSIMカードは挿したまま」⇒「利用しない」に設定変更すると、eSIM側のIIJだけがアクティブになって、いつものような表示になりました。
ただし”docomo”の代わりに”IIJ”と表示されています。
設定方法は?
iPhoneXS, XRでの設定方法はとっても簡単です。
「設定」⇒「モバイル通信」をタップ
- データ通信
- 音声通話
を どちらのSIMカードを利用するか選択します。
※記事作成時点(2019年8月24日現在)ではIIJmioのeSIMはデータ通信専用SIMのみ提供されているので、「デフォルトの音声回線」は通常SIM側しか選ぶことができません
海外滞在時に
- 日本で使っているSIMカードで電話は受けたい(国際電話になるので料金上がるけど大事な電話がかかってくるかもしれないし…)
- データ通信は現地SIMを利用して通信料を安くあげたい
ときとかに(現地のオペレーターがeSIMを提供していれば)とっても便利そう (๑•̀ㅂ•́)و✧
うんうん。これいいー 便利✨
続けて、IIJmioのeSIMプランの概要についても確認していきます。
IIJmioのeSIMプランの特徴は?
【特徴①】IIJmioのeSIMの対応回線
格安SIMを提供するIIJmioからサービスされている通常のSIMカードは
- ドコモ回線(TypeD)
- au回線(TypeA)
の2種類がありますが、eSIMはドコモ回線(TypeD)のみの提供です(※記事作成時点)
【特徴②】IIJmioのeSIMの料金プラン
現時点でIIJmioから提供されている料金プランはデータ通信専用プラン(SMS非対応)6GB/月のみ。また月額料金は1,520円です。
ただし、基本の6GB/月のプランに増量オプションとして
- +20GB(3,100円/月)
- +30GB(5,000円/月)
の2種類(または両方とも)を追加することも可能です。※そんなに使うかどうかはわかりませんが…
また初期費用として
- 初期費用:3,000円
- eSIM発行手数料:200円
が契約時に必要となります。
【特徴③】IIJmioのeSIMの最低利用期間・解約条件
IIJmioのeSIMの利用条件は
- 最低利用期間:契約日の翌月末まで(最大2ヶ月)
- 解約条件:なし(無料)
です。
とりあえずお試しで契約してみて違うとなーと思ったらすぐに解約できるので助かります (๑•̀ㅂ•́)و✧
【特徴④】IIJmioのeSIMの通信速度
IIJmioのeSIMの通信速度は、通常のIIJmioのSIMカード(TypeD)と全く同じです。
具体的にどのくらいの速度かというと…
平日の日中に測定してみたら1Mbps下回ってました (´゚д゚`)
あれーおかしいなーと思って10回くらい測ってみたら… やっぱり1Mbps下回る💦
うーん。やっぱり格安SIMだけあって混んでる時間帯はダメですねー
でも13時過ぎたらいきなり5Mbpsくらいまで速度上がったので、お昼時間(平日)だけ外せば全然使えるような気がします (๑•̀ㅂ•́)و✧
通常SIMとeSIMを併用するメリットは?
ざっくり、かつ個人的な意見ですが、
- 大容量プランを契約するなら ⇒ ドコモ等から提供されている大容量プラン1本の方が(eSIMを併用するより)安いはずです。ちゃんとExcelで計算してないけど、多分そうなるはず。。。
- 6GB〜7GB/月くらい利用する人なら ⇒ ドコモ等の契約は1GB/月未満に抑えて、IIJmioのeSIMで6GB/月使う方が安い(両方のSIMを併用する方が安い)と思います。割引タイプにもよると思うけど、多分1,000円/月くらい下がりそうな気がします。
もうちょっと書くなら(通常SIMで3大キャリア利用している前提で)、
若い人たちなら(モバイルルーターもってなければ)月に10GBなんてあっという間に使い果たすはずなので(大容量プランに入ってるはずなので) ⇒ eSIMと併用する必要なし
月にちょうど6〜7GBくらい使う人なら ⇒ eSIMとの併用もあり✨
ほとんどデータ通信使わない人(モバイルルーター持ち歩いてるような場合)⇒ eSIMと併用する必要なし
という感じですかねー
私は元々モバイルルーター持ち歩いているので(しばらく使ってみて)飽きたら解約すると思いますが、しばらくは色々試してみたいと思います (๑•̀ㅂ•́)و✧
IIJmioのeSIMの申し込み方法をわかりやすく解説します
IIJのeSIM使ってみたいなーという方は以下の申し込み方法をご参考に。
IIJmioのeSIMの申し込みはこちらから>>
IIJmio公式サイト
①右上の「eSIMお申し込み」を選択
②IIJmioのSIMカードを持っていない方は左側を選択
③重要事項を確認して「次へ」を選択
④オプションを選択してから「次へ」を選択
⑤基本情報を登録して「次へ」を選択
⑥初期費用・月額料金を確認して「この内容で申し込む」を選択
⑦申し込み完了です!
⑧登録したメールアドレスに(5分以内に)メールが到着しました ⇒ URLをクリック
⑨(よくわからないけど)1つしか選択できないので選んで⇒「決定」
⑩QRコードが表示される ⇒ そのままキープ!
いきなりQRコードが表示された!
これをスマホ側で読み取るんだろうなーきっと。PCで作業しててよかったー (*´ω`*)
⑪ iPhoneの「設定」⇒「モバイルネットワーク」をタップ
⑫ 「モバイル通信プランを追加」をタップ
⑬ カメラが立ち上がるので「先程表示させておいたQRコードを読み取る」
⑭ 「モバイル通信プランを追加」をタップ
⑮ デフォルトの表示を変更できます(変更したいところの四角をタップ)
⑮ 表示を変更した場合には新しい名前が表示される ⇒「次へ」
⑯ 待受状態の回線(データ通信・音声)を選択する
何を言ってるのかさっぱりわからない場合には ⇒ ここでは適当に選択しておいて次の画面で設定変更しましょう。
⑰ 待受状態の回線(データ通信・音声)を選択・変更する
上の四角部分をタップすると、回線を変更することができます!
⑱ 待受画面のネットワーク名・アンテナが2つ表示されるように!
おぉー きたきた!iPhoneでこの画面みるのはじめて (๑•̀ㅂ•́)و✧
(Androidではよく見る光景)
これで設定完了です✨
【おまけ】IIJmioの特徴
数多い格安SIMの中でも評判のいいIIJmio。その特徴も簡単に紹介しておきます。
【メリット①】ドコモ回線・au回線を選ぶことができる
eSIMはドコモ回線にしか対応していませんが、通常のSIMカード(プラスチックのSIMカード)は「ドコモ回線のSIM」と「au回線のSIM」を選んで契約することができます。
都内で生活していると3大キャリアはどこでも入る(地下とかを除いて)ので気にならないと思いますが、田舎の方にいくと「ドコモしか入らない」エリアみたいなところもあるので、生活エリアにあったネットワークを選ぶことができるのはメリットだと思います。
【メリット②】余ったパケットは翌月繰越できる(翌月は余ったパケットから消費される)
一部の格安SIM(Y!mobileとか)ではデータ量が翌月繰越できませんが、IIJmioでは使わなかったデータは1ヶ月分だけ翌月に繰り越せます。
翌月も「余ったデータから先に」消費されていくので良心的です。
【メリット③】同一名義でパケットシェアできる!ドコモ回線・au回線をまたいでもOK✨しかも…追加SIMは400円/月
(地方出張が多い人などで)ドコモが強い場所とauが強い場所両方に遭遇して「ドコモ回線とau回線のSIMを両方もっておきたいなー」という人もいるかもしれません。そんな方は、
- 同一名義で2枚のSIMを契約できる
のは当然だと思うのですが、
- 2枚目のSIMは月額400円で(データ量は2枚でシェアできる)
- 1枚目と2枚目のネットワークは別々でもOK(ドコモとauを1枚ずつもOK)
ということができるのもIIJmioの特徴です。
※ただし現時点ではeSIMタイプはパケットシェアすることができません(記事作成時点の情報)
※他の格安SIMでも複数SIMでシェアすることはできますが、1枚毎にそれぞれ料金プランに契約しないといけないところが多いです
【メリット④】音声SIMの解約違約金が毎月減額される
サブブランド系(UQモバイル・Y!mobile)は3大キャリアと同じ2年縛り(解約月以外には高額ペナルティ)ルールですが、IIJmioでは音声つきSIMであっても解約違約金は毎月少しずつ減額されていきます。
データ通信専用SIMであれば解約違約金はかかりません(ただし最低利用期間は契約月の翌月まで(=2ヶ月間)です)
【メリット⑤】ドコモ・au・ソフトバンクよりも安い!
格安SIMなので当たり前ですが、ほぼ全てのパターンで3大キャリアよりも月額料金は低くなります。
【デメリット】ドコモ・au・ソフトバンクと比べると通信速度が遅い
ただし通信速度が遅いことがあります(平日昼間とか、朝夕の通勤時間帯とか)
もっと詳しく知りたい方はIIJmioの公式サイトを見てみて下さいねー
詳細はこちらから>>
IIJmio公式サイト